「みよし市SDGsパートナー交流会」が4月26日、みよし市役所で行われた。
みよし市SDGs推進パートナーが初の交流会 組織を超えた意見交換も
みよし市では、同市とパートナーがそれぞれ持つ資源や知見などを生かし、共に目指すSDGsのゴールや、市内の地域課題の解決に向けて連携し、持続可能な取り組みや活動を推進するとともに、SDGsの普及啓発を図ることを目的に「みよし市SDGs推進パートナー」を2022年4月から募集しており、現在61の企業・団体が登録している。
当日は企業・団体の代表や担当者約30人が参加して、初となる交流会が開かれた。
始めにアイスブレークの時間を設け、参加者は業種・ジャンルが異なる5~6人のグループに分かれて、それぞれの企業・団体で行っているSDGsの取り組みや、みよし市の好きなところを紹介し、互いの活動への理解を深めた。
続く事例発表では、三好丘地区を拠点にフードバンクや子ども食堂の支援を行っている三好丘緑フードバンク支援センターの山田隆夫代表が、団体の立ち上げから現在に至るまでの活動について、特別養護老人ホーム安立荘の中村範親施設長が施設で取り組む「回想法」や施設でのSDGsの取り組みなどについて、それぞれ紹介。
その後、「民間企業やパートナーと協働して、今後みよし市で実践することのできるSDGsの取組について」をテーマに議論を交わし、その中で組織の壁を越えた連携について話が及ぶ場面も見られた。
交流会を担当した企画政策課の林さんは「初めての交流会ということで、パートナーの皆さんに充実した内容となるように事例発表やグループワークを企画し、企業や団体の垣根を越えた交流が行えた。今後も各団体の活動発表や横のつながりをつくる場として交流会を開いていきたい」と話し、手応えを感じていた。