「第29回三好いいじゃんまつり」が8月19日、三好稲荷閣周辺道路を会場に開催された。
「三好いいじゃんまつり」 稲荷閣周辺道路で1500人が踊り熱演
三好いいじゃんまつりは、三好池まつり、三好大提灯まつりと並ぶみよし市の三大夏まつりの一つとして市民に親しまれているもの。29回目を迎えた今年のまつりには、31グループ約1500人の踊り手が出場した。
踊りに先立ち、同市役所正面駐車場のメインステージで行われたオープニングアトラクションでは、「三好いいじゃん踊り普及会ODORI MAX!」によるデモンストレーションや、「三好太鼓」の演奏、「鯱(シャチ)の大祭典」開催期間に出現する名古屋グランパスのマスコットキャラクター「金鯱グランパスくん」が登場するなど、これから始まる祭りに向けて盛り上がりを演出した。
参加者は踊り会場となる三好稲荷閣周辺道路に移動し、主催する小山祐みよし市長や鰐部兼道実行委員長らの「いいじゃんスタート」のかけ声で踊りが始まると、まつりのオリジナルソング「じゃんだらりん」「ジャストローリン」に合わせて気合の入った踊りとパフォーマンスを披露。
会場では、赤・黄・白などの色鮮やかなおそろいのTシャツ、よさこい踊りをイメージした赤色の法被、人気アニメキャラクターのコスプレなど、趣向を凝らした衣装を身にまとった参加者が、猛暑を吹き飛ばすような切れのある動きで観客を魅了した。
踊り会場沿いのサンライブ職員駐車場では「いいじゃんまつりナイトマーケット」を開催。キッチンカーによる飲食販売やボディーシール体験、ラジオ中継車から会場の様子を伝える公開生放送などが行われた。
終盤には「踊りおもしろコンテスト」の発表が行われ、「いいじゃんグランプリ」を天王小ビクトリーズ、「いいじゃん準グランプリ」をザ・ファイト平池、新屋おどらんきゃーが、それぞれ受賞し、まつりを締めくくった。