「第1回まちづくりミーティング」が10月31日、豊田市青少年センター(豊田市小坂本町1)で開催された。
新明工業ショールームで秋のイベント 子ども向け「お仕事体験」も
豊田市は2023~2024年度にかけて、市の中長期的なまちづくりの方向性を示す「第9次豊田市総合計画」の策定を進めており、総合計画の策定に当たり、「ミライの豊田市」を市民などと共につくるために行われた同イベント。「みんなで考える豊田のミライ」と題し、同市総合計画の状況や、とよたプレパークの会の小黒敦子さんからの話題提供を受け、メンバーで話し合い、グループで考えをまとめて発表した。
当日は、子育て世代を中心としたメンバー20人が参加。ワークショップ形式で進められ、初回となった今回は「こどもが成長するまちとは」というテーマで、参加者同士でグループを作るプラカードゲームで始まった。
グループ内の意見交換では、「子育て」をはじめ、「教育」「安全」「情報」など多岐にわたるテーマについて、意見を4色のポストイットに分けて書き出し、それぞれが思いを発表。立ち上がって身振り手振りを交えて話をするなど、熱の入った議論を行う参加者の姿も見られた。
グループごとの発表では、さまざまな団体や施設と連携して情報を一括管理する子育てアプリの開発や、地域での防災を兼ねた火おこしイベントの開催、子ども行政に大胆な予算付けをしてほしいなどの意見も出され、今後の行政への期待の高さが感じられた。
参加者からは「いろいろな話を聴けて学びになった」「自分は何も知らないと痛感した。勇気を出して参加して良かった」などの声が聞かれた。