「令和6年度 みよし市消防団任命式」が4月7日、みよし市役所で行われた。
みよし市消防団は、各地域を管轄する13分団のほか、女性消防団や機能別分団を含む15分団で構成され、火災や災害に対する活動だけでなく、日頃から多くの活動を通して消防技術の維持・向上を図っている。
この日は新年度最初の消防団行事として新入団員と新役員の任命式が行われ、同市消防団の団員約60人をはじめ、小山祐みよし市長、尾三消防署長らが出席した。
小山市長は日頃の消防団の活動に感謝を述べるとともに、「地域を熟知している消防団だからこそ、災害時に助けられる命がある。今後も責任と誇りをもって努めてほしい」と団員らを激励した
その後、小野田俊尚消防団長から新任分団長や新入団員代表に任命辞令が交付され、新入団員20人を代表して莇生分団の大下優弥さんが宣誓。
続いて、消防団員288人を代表して、明知上分団の岡本昴典さんが「地域における防火・防災のリーダーとして、消防技術・災害対応技術の習得に努め、安心安全なまちづくりのために、地域に密着した消防防災体制の確立を目指す」と述べ、団員としての決意表明を行った。
任命式終了後は、気をつけや休め、回れ右などの基本動作訓練が行われ、みよし消防署職員からの指導を受けながら、団員たちは真剣な表情で訓練に臨み士気を高めた。