「パラスポーツ体験会」が9月14日、スカイホール豊田( 豊田市八幡町1)で行われた。
同体験会は、市民にパラスポーツに親しむきっかけを提供するとともに、パラスポーツの更なる普及促進を図ろうと、豊田ブラインド伴走者協会、豊田市視覚障害者福祉協会、日本福祉大学などの協力の下、今回初めて開催した。
体験の一つであるボッチャ体験は、家族や友達同士で競技に挑戦し、豊田市ボッチャ協会の会員指導の下、ジャックボールと呼ばれるボールを目標に、赤と青のボールをそれぞれ6球ずつ投げ、ゲームに勝つと笑顔で喜んでいた。
車いすバドミントンの体験では、参加者が車いすの操作、普段より低い視点、打点の低さに苦戦していたが、慣れてくるとラリーが続くようになり、器用に車いすを操作しながら競技に取り組んでいた。
その他、アイマスクを装着し、伴走者とともにコートをゆっくり走る「ブラインドランニング」、金属の球が複数個入ったピンポン玉を音を頼りに打ち返す「サウンドテーブルテニス」など、様々なパラスポーツを体験する参加者たちで、会場は終始、にぎわいを見せていた。