みよし市役所で8月11日、「市民栄光賞 贈呈式」が行われた。
みよし市では、市民や市と関わりの深い人物のスポーツ、文化、芸術等の分野における輝かしい功績に対し、「市民栄光賞」を授与し、その栄誉をたたえている。
この日は、東京オリンピック・ソフトボールで、日本代表の一員として金メダルの獲得に貢献したトヨタ自動車レッドテリアーズの渥美万奈選手と峰幸代選手に対する市民栄光賞の贈呈式が行われ、選手をはじめ、小野田賢治みよし市長、今瀬良江教育長らが出席した。
始めに、選手2人に表彰状を授与し、記念品として、みよしの名産品である梨や、市内に工場があるノリタケカンパニーリミテドの食器が贈られた。
続いて、小野田市長があいさつし、「球場で観戦することはできなかったが、テレビに映し出されるソフトボールチームの皆さんの勇姿は日本中に感動と勇気を与えてくださった。そんなお二人がみよし市にお住まいなのは、市民にとって大きな誇り」と、その功績をたたえた。
渥美選手は「皆さんの応援のおかげで金メダルを持ち帰ることができた。これからも皆さんに恩返しができるようにやっていきたい」と話し、峰選手は「ソフトボールは、13年ぶり2大会連続で金メダルを獲得することができた。今後はソフトボール、ひいては日本のスポーツ界を盛り上げられるよう活動していきたい」と意気込みを見せた。
今回の市民栄光賞の授与は、現スポーツ庁長官で、アテネオリンピック・男子ハンマー投げで金メダルを獲得した室伏広治さんの受賞以来、スポーツ選手としては2例目。