「とよた元気まつり」が12月21日、豊田スタジアム(豊田市千石町7)と隣接する千石公園で開催された。
豊田スタジアムで「とよた元気まつり」 バルーンリリースやコスプレも
同イベントは、コロナ禍や物価高騰で冷え込む地元経済や沈滞する市民のマインドを高めようと、豊田市内の事業者有志が企画し、2021年から開催しているもの。
4回目となった今年は「豊田市最大級の子どもまつり!」をテーマに、キッズダンス教室の生徒らによるステージ発表をはじめ、大道芸人によるパフォーマンス、ふわふわ遊具やフリーマーケット、はたらくクルマの展示など「子どもが主役」となるコンテンツを中心に展開した。
このうち、西イベント広場では大型トラックを用いたステージで「weliveとよた」と題したバンドライブが行われ、豊田西高校や豊田北高校、杜若高校、ルネサンス豊田高校から28組のグループが出場。あいみょんやMrs.Green Appleなど人気アーティストのカバー演奏を披露すると、客席の同級生や保護者らから大きな拍手が送られた。
芝生広場では13時30分ごろに「バルーンリリース」が行われ、実行委員のメンバーによるカウントダウンの掛け声と豊田市消防音楽隊のファンファーレ演奏に合わせ、約1000個の色とりどりの風船が来場者によって大空へ放たれた。会場では歓声を上げて空に舞い上がる風船を見上げる子どもや、手持ちのスマートフォンで空に舞い上がる風船を撮影する来場者の姿が見られた。
このほか、新たな取り組みとしてコスプレイベントが行われ、スタジアムの非日常的な空間を背景に自身のコスプレ姿を写真に収める参加者の姿も見られるなど、来場者は思い思いにイベントを楽しんだ。