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豊田市内の104校で新年書き初め大会 児童・生徒3万人超参加

新年書き初め大会の様子

新年書き初め大会の様子

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 豊田市内の小学校、中学校、特別支援学校で1月7日、「書き初め大会」が行われた。

豊田市内の104校で新年書き初め大会 児童・生徒3万人超参加

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 日本の伝統文化である書き初めを通して児童・生徒の書写技能の向上を図ろうと、豊田市の教員で構成される豊田市教育研究会書写部会が企画する同大会。毎年この時期に書き初めを行っており、市内の小・中・特別支援学校のうち104校・約3万4000人が参加した。

 このうち、伊保小学校(豊田市保見町)では、全校児童326人が参加。1年生・2年生は硬筆、3年生~6年生は毛筆で、決められた課題に取り組んだ。

 毛筆に取り組む3~6年生は、書き初め用の長半紙と手本を机に並べ、「止め」「払い」「はね」、文字のバランスなどを意識して一文字一文字を丁寧に書き、1年生・2年生は手本を見ながら、ます目の付いた用紙に鉛筆で文章を書き込んだ。

 同小では事前に地域の書道家の授業を受ける時間を設け、書道家から習った墨のつけ方や落とし方、筆使いを実践し、豪快に書き上げる児童や、紙や文鎮をずらしながら、繊細な筆使いで課題の文字を書く児童の姿が見られた。時折、手本と見比べて確認しながら最後まで書き終えると、充実した表情を浮かべる児童もいて、新年の恒例行事を楽しんでいた。

 当日書いた作品の中から校内審査で選ばれた作品が、2月1日・2日に開催される「令和6年度 豊田市 小・中・特別支援学校児童生徒書き初め選抜展」に出展される。

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