国際音楽コンクールで入賞した豊田市内の高校に在学中の生徒が11月28日、豊田市長を訪問した。
同日、太田稔彦市長を訪問したのは、愛知県立豊田西高校1年の伊藤寿英さん。伊藤さんは、8月に東京都内で開催された「第21回 ルーマニア国際音楽コンクール」本選の打楽器部門でマリンバを演奏し、第2位となった。
マリンバは木製の音板を持つ木琴の一種の鍵盤打楽器で、ピアノと同じ配列をした木製の鍵盤をマレットと呼ばれる枹(ばち)でたたいて演奏するもの。ルーマニア国際コンクールは、NPO法人「日本ルーマニア音楽協会」が主催するコンクールで、15歳以上で国籍を問わず幅広く応募でき、ピアノ・声楽・弦楽器・管楽器・打楽器の各部門があり、演奏者の個性や表現力、将来性、会場と一体となったパフォーマンスを重視して評価するもの。今大会には全部門合わせて70人が参加した。
同日は記念撮影の後、伊藤さんが太田市長に大会の結果を報告すると、早速、マリンバの演奏を披露。国際コンクールのために書き下ろされた楽曲、マリアン作曲の「ニブルヘイム」を演奏。4本のマレットで音板を巧みにたたき、迫力ある音を奏でた。
続いて、太田市長から、伊藤さんが得意とする曲のリクエストを受け、2本のマレットに持ち替え、「クマンバチの飛行」を披露。素早いマレットさばきに、太田市長も驚きの表情を見せた。
その後の歓談で太田市長からマリンバを始めたきっかけを聞かれ、伊藤さんが「幼い頃からたたく楽器が好きで、4歳の頃、ドラムかマリンバのどちらを選ぶかとなった時に、マリンバの方がしっかりと音色が出せると思い選んだ」と答えた。今後の目標については、「今はプロになりたいという思いはない。弾きたい曲を弾いて楽しめたら」と話した。
太田市長からは、「長い間、練習してきたかいがあって、受賞できて良かった。これからもマリンバの道を究めてほしい」と今後の活躍に期待を寄せた。