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豊田市美術館で企画展「没後50年 高島野十郎展」 東海地区初

高島野十郎展が開催されている豊田市美術館

高島野十郎展が開催されている豊田市美術館

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 企画展「没後50年 高島野十郎展」が1月6日、豊田市美術館(小坂本町8)で始まった。

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 同展は、豊田市美術館の開館30周年記念事業最後の企画展で、蝋燭(ろうそく)や月を独特の写実表現で描き、近年、全国的にも知られる存在となった洋画家・高島野十郎の過去最大規模の回顧展。初公開となる作品や岸田劉生などの関連作家の作品、本人の日記、メモなどの資料、関係者の証言を含めた約170点の資料から野十郎の人間像に迫るもので、東海地区では初開催となる。

 展示は、「時代とともに」「人とともに」「風とともに」「仏の心とともに」と題した4つの章にプロローグとエピローグを加えた内容で構成。「孤高の画家」と呼ばれた高島野十郎像からの脱却をテーマに、家族、学生時代からの友人、画家仲間、文化人、住まいの地域の人々など、各方面との密な関係性や、「蝋燭」をはじめとした作品を介した人との関わり、エピソードなどを通じて、信念を貫きつつも決して孤立していない画家の生きざまを伝えている。

 このほか書簡や手記、遺品など、これまで十分に紹介されてこなかった多くの資料により、野十郎の人物像や人生観を紹介しているほか、仏教との関係性に注目し、あらゆるものに仏性が宿る「一切衆生悉く仏性有り(いっさいしゅじょうことごとくぶっしょうあり)」という教えなど、主題は異なっても同じ絵画思想に基づき描かれていることを解説している。

 開館時間は10時~17時30分。月曜休館(祝日を除く)。入館料は、一般=1,500円、高校・大学生=1,000円、中学生以下無料。3月15日まで。

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