豊田市藤岡地区の「ふじの回廊」(豊田市御作町)で4月23日から、「藤岡ふじまつり」が開催されている。
同まつりは、同地区のシンボルの「藤」が満開になる大型連休に合わせて開いているもの。メイン会場の「ふじの回廊」(御作町)は、御作(みつくり)小学校と城ヶ根山遊歩道を結ぶ372メートルの散策路で、毎年この時期になると「九尺藤」「紫三尺」「八重黒竜(やえくろりゅう)」「シロバナ藤」の4種類の花が藤棚を彩り、来場者の目を楽しませている。
大型連休後半の5月3日~5日には、小学校周辺の散策路に、地元で採れた蜂蜜などの特産品販売する店や商工会関係者によるバザーが出店する。例年御作小学校のグラウンドで行われる伝統武芸「棒の手」の実演や地元中学・高校の生徒によるブラスバンドや合唱などのステージイベントは昨年に続き、新型コロナ感染症拡大防止のため中止となる。
3日・4日には、石畳ふれあい広場や藤岡ふれあいの館、北一色金剛寺、木瀬大沢不動を結ぶ回遊バスによる「ふじの花」巡りも行う。
藤岡観光協会の塚本事務局長は「今年は花の開花が早く、この1週間が見頃。感染症対策を徹底したうえで、会場へ足を運んでいただき、ゆっくり花を楽しんでもらえれば」と話す。
入場無料。5月8日まで。3日~5日には愛知県緑化センター(西中山町)とメイン会場を結ぶ送迎バスを運行。料金1人1日200円(未就学児無料)。バスが発着する県緑化センターでは「みどりフェスティバル春‘22」を開催。植木や花苗、木製品の展示体験販売会などを行う。