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豊田市民芸館で収蔵品展 日本民藝館展入選の未発表作200点展示

新収蔵品展の様子。

新収蔵品展の様子。

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 豊田市民芸館(豊田市平戸橋町)で現在、新収蔵品展が開催されている。

豊田市民芸館で収蔵品展 日本民藝館展入選の未発表作200点展示

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 同館では、民芸の普及・啓発のため、日頃から優れた資料を収集。今回は、2014(平成26)~2019年度に収集した資料のうち、郷土玩具や絞り染めなどのほか、日本民藝館展に入選した作品の中から、今まで同館で展示していない約200点を紹介している。

 展示を行う第2民芸館入り口すぐのコーナーでは、日本民藝館展からの収集作品約30点を展示しており、拳母(ころも)木綿や、瀬戸の伝統的な釉薬(ゆうやく)を施した焼き物など、この地域で創作活動をしている作者の作品も見ることができる。

 メイン会場には、「ころも焼」といわれる、現在の豊田市にあった窯で焼かれた陶器、手すき和紙、かわいらしいこけしや郷土玩具などを並べ、昔も今も変わらない、子どもの成長を願う祈りが込められたもののほか、表情やからくりが面白い人形も見ることができる。

 会場一番奥では、絞り染めの浴衣や浴衣の生地も展示し、その模様の独創性、形や藍色の美しさを楽しむと同時に、手仕事の細やかさと技術の難しさを感じることができるようにした。

 開館時間は9時~17時。月曜休館。観覧無料。
5月29日まで

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