みよし市立歴史民俗資料館(みよし市三好町)で現在、夏季企画展「むしずきおじさんのコレクション~あの虫、この虫、大集合!~」が開催されている。
みよし市歴史民俗資料館で「むしずきおじさんのコレクション」展 5年ぶり
同展は、自然の中で生きている昆虫の美しさや魅力を多くの子どもたちに感じてもらおうと、東郷町在住で名古屋昆虫同好会などに所属する石原伸宏さん協力の下、5年ぶりの開催となった。
石原さんは、チョウとクワガタムシを専門に30年以上にわたり昆虫採集を続けており、さまざまな昆虫関連の学会にも所属し、昆虫や自然に関する調査や講師も務めている。今回は日本や海外に生息する生きたクワガタムシやカブトムシをはじめ、チョウやトンボなどのさまざまな標本108箱・約2870匹が一堂に会し、写真や説明資料なども併せて展示している。
資料館1階には、虫かごに入ったクワガタムシやカブトムシを展示し、子どもに人気の「ヘラクレスオオカブト」「ニジイロクワガタ」など15種類を並べ、間近で昆虫の動きを楽しめるようにする。
2階展示室には、クワガタムシやカブトムシをはじめ普段なかなか見ることのできない色とりどりのチョウなどの標本や写真のほか、特別展示として、みよし市や周辺地域でも被害が報告されている外来昆虫「クビアカツヤカミキリ」「ツヤハダゴマダラカミキリ」の紹介コーナーも設ける。
開館時間は9時~16時30分。月曜休館(祝日は開館)。入館無料。9月19日まで。