豊田市足助地区の紅葉の名勝「香嵐渓(こうらんけい)」で8月27日・28日、「第2回香嵐渓一の谷フェスタ」が開催された。
豊田・足助地区で「香嵐渓一の谷フェスタ」 香嵐渓広場でステージイベントも
同イベントは、香嵐渓内でレストランやグランピング施設などを運営する「香嵐渓一の谷」をグループ傘下に置くホンダロジコム(春日井市)が、昨年の同施設リニューアルに合わせて地域貢献活動の一環として開いているもの。
2回目の今年は、来場する家族連れらに香嵐渓内の散策路の周遊を楽しんでもらおうと「香嵐渓一の谷」に、農村の昔ながらの手仕事や年中行事を再現する観光施設「三州足助屋敷」を運営する三州足助公社の協力で「香嵐渓広場」を加えた2会場を設けた。
香嵐渓一の谷会場では、地元の飲食店やキッチンカーなどが出店したほか、「魚のつかみどり」「竹とんぼづくり」「サウナテント」などの体験ブースを設け、家族連れなどでにぎわいを見せた。
新たに設けた香嵐渓広場の会場では、「MUSIC&DANCE」をテーマにステージイベントを展開。初日は足助中学校吹奏楽部による演奏で幕を開け、セントラル愛知交響楽団のメンバーで構成する「マーシー山本教授と素敵(すてき)な仲間たちバンド」による金管楽器の演奏や大道芸パフォーマンス、豊田市のご当地アイドル「Star☆T(スタート)」のライブ、キッズダンスなど、さまざまなジャンルの発表が披露され、来場者がステージを楽しむ様子がみられた。
イベントを主催したホンダロジコムの本多敦社長は「昨年『一の谷』の運営を引き継ぎ、地域に貢献できるよう紅葉シーズン以外の香嵐渓の魅力を伝えていきたいと思い企画した。イベントを通じて家族連れに夏の香嵐渓の楽しさを知ってもらえれば」と笑顔で話す。