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足助高校で「空飛ぶクルマ」講演会 SkyDrive社長と生徒との交流も

SkyDriveの物流ドローンの周りに集まる足助高校の生徒たち。

SkyDriveの物流ドローンの周りに集まる足助高校の生徒たち。

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 愛知県立足助高校(豊田市足助町)で12月16日、「次世代航空モビリティー」をテーマにした講演会が行われた。

足助高校で「空飛ぶクルマ」講演会 SkyDrive社長と生徒との交流も

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 豊田市は、同市内に本社を置き山間部で「空飛ぶクルマ」の開発に取り組むベンチャー企業「SkyDrive」と足助地区で空飛ぶクルマや物流ドローンなどの「次世代航空モビリティー」の開発・実証実験を進め、地域産業化を目指している。講演会は、地元の高校生に活動内容や最新技術などについて知ってもらうことで、次世代航空モビリティーの普及啓発・理解促進を図ろうと開いたもの。

 当日は、SkyDrive社長の福澤知浩さんを講師に迎え、「足助から世界を目指す~空飛ぶクルマ・物流ドローンへの挑戦~」と題した講演が行われ、足助高校の全校生徒164人が聴講した。

 講演では福澤さんが生徒らに、「空飛ぶクルマ」が必要とされている理由や、現在どのように使われ、今後世界を目指してどのような用途が考えられるかなどを説明した。併せて、会社設立までの苦労や喜び、福澤さん自身の幼少期から現在までの気持ちの変化などを、実際にドローンを飛ばす際の実験映像も交えて紹介。生徒たちは興味深く聞き入っていた。

 質疑応答の時間には、会社を設立することを考え始めた時期やきっかけ、「空飛ぶクルマ」でレースはできないか、などの質問に、福澤さんは海外の事例なども交えながら丁寧に答えた。

 講演後、会場後方に展示したSkyDriveの物流ドローンの周りに多くの生徒が集まった。「なぜプロペラの羽の先が曲がっているのですか」「どれくらいの重さの荷物を運ぶことができいますか」など、福澤さんに直接質問をしたり、実際にドローンを持ち上げて機体の軽さに驚いたりする様子も見られるなど、「次世代航空モビリティー」に対する興味を深めていた。

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