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スカイホール豊田で「防災フェスタ」 47災害の教訓伝える

メインホールで行われたステージショーの様子。

メインホールで行われたステージショーの様子。

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 「とよた防災フェスタ」が2月4日、スカイホール豊田(豊田市八幡町1)で開かれた。

スカイホール豊田で「防災フェスタ」 47災害の教訓伝える

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 市民や地域の防災・減災意識の向上と普及を図ることを目的に、豊田市や豊田市社会福祉協議会、愛知工業大学、NPOなどで構成する「とよた防災啓発推進協議会」が主催して行われた同イベント。

 2022年度が藤岡・小原地区を中心に豊田市で大きな被害をもたらした1972年(昭和47年)7月豪雨(「47災害」)から50年の節目に当たることから、「47災害から50年 とよたで学ぼうさい!」をテーマに防災に関するさまざまなコンテンツを通して、防災意識の向上と災害の教訓を次世代へ継承することを目的に企画した。

 メインホールではブース出展とイベントステージを展開。ステージショーは、豊田市消防音楽隊による演奏で幕を開け、情報番組で天気キャスターを務める気象予報士の天達武史さんや防災に役立つサバイバル術をユーチューブやテレビ番組などで紹介しているアイドル=かほなんさんによる防災トークショー、ものまね芸人JPさん、お笑いコンビ「テツandトモ」によるライブパフォーマンスが行われ、市民らがステージ前に詰めかけた。

 企業や団体、大学など約70のブースでは、事業者における防災に関する取り組みの紹介、防災グッズの販売、家具転倒防止や防災ゲームなどの体験ワークショップがあり、来場者は興味のあるブースに立ち寄ってゲームに参加したり、スタッフに熱心に話を聞いたりするなど、防災に対する関心の高さが伺えた。

 屋外駐車場では、消防車や大規模地震の揺れを体験できる起震車をはじめ、警察や自衛隊、国土交通省などの緊急車両の展示や、警察犬によるデモンストレーションなどを展開。車両の横に立ち記念撮影をする家族連れの姿などが見られ、来場者は楽しみながら防災についての理解を深めていた。

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