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みよし・保田ヶ池周辺で「自然観察会」 親子で身近に生息する生物観察

保田ヶ池周辺で行われた「第1回自然観察会」の様子。

保田ヶ池周辺で行われた「第1回自然観察会」の様子。

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 「第1回自然観察会」が5月13日、保田ヶ池周辺(みよし市三好町)で行われた。

みよし・保田ヶ池周辺で「自然観察会」 親子で身近に生息する生物観察

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 同観察会は、市内に現存する自然環境の中で、どのような生き物がどこに生息し、どのような生活をしているのかを実際に観察することで、生き物の保全について考えるきっかけにしてもらおうと、みよし市環境政策課が主催し、毎年開いているもの。

 本年度初回を迎えた当日は、同市内在住の小学生4人とその保護者3人の計7人が参加。講師の北岡明彦さんと山田守さん、「みよし いきもの調査隊員」と共に約1時間半かけて保田ヶ池や森の中を散策し、生息する昆虫や草花、樹木を観察した。

 散策中、池の近くに咲いていた、タンポポに似た外来種「ブタナ」の花を発見し、講師の北岡さんから「茎が枝分かれしているものがブタナ」と教わると、「なるほど」と納得した様子でうなずく参加者の姿が見られた。

 森の中では、朽ちて地面に横たわった、身長より大きなコナラの幹を力いっぱい裏返したり、地面に敷きつめられた落ち葉を掘り起こしたりして昆虫を発見した参加者が「先生、虫がいました」と大声で講師を呼び、積極的に解説を求める様子も見られた。

 このほか、池の周辺に生えていた「ネコハギ」の葉を触って「フワフワだ」と皆に伝える参加者や、幹がねじれたことから命名された樹木「ネジキ」がつけた白くて小ぶりなかわいらしい花の香りを嗅ぐなど、参加者は五感を使って自然を感じ、身近に生息する昆虫や草花などの知識を深めた。

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