![豊田市青少年センターで行われた練習会の様子。](https://images.keizai.biz/toyota_keizai/headline/1684936613_photo.jpg)
高校生を対象としたまつり体験企画「青春おいでん」の顔合わせと練習会が5月14日、豊田市青少年センター(豊田市小坂本町)で行われた。
「青春おいでん」 高校生が人気ユーチューブ・クリエーターと一緒に振り付け練習
「青春おいでん」は、高校生に夏の風物詩である「豊田おいでんまつり」を気軽に体験してもらい、踊る楽しさを通じて同まつりへの関心を高めてもらおうと、豊田おいでんまつり実行委員会が今年初めて企画したもの。先月末までの募集に22人が応募し、日程調整などで豊田市内の高校に通う生徒17人が参加している。
初日となった14日は高校生10人が集まり、顔合わせの後、踊りの練習を行った。県内出身で高校生に人気の女性ユーチューブ・クリエーター「かすこんねぅ」さんも参加。「ポップ」の振り付けを担当したChikoさんらインストラクターの指導の下、振り付けの基本動作をパートごとに確認しながら徐々に曲の早さに合わせていった。初めて踊りに参加する高校生らは、「1曲で50メートル進むので、なるべく前に進むイメージを持って踊って」「踊るときは笑顔で」などのアドバイスをインストラクターから受けながら、1時間半にわたり汗を流しながら踊りを習得していった。
練習後には踊り連の名前や衣装などについて話し合いが行われ、本番に向けて意気込む様子が見られた。
企画を担当する豊田市商業観光課の西川さんは「初めておいでん踊りに参加する高校生たちが、熱心に練習に取り組んでもらえるのがうれしい。若い人たちと一緒に豊田おいでんまつりを盛り上げていきたい」と笑顔で話す。