豊田市旭地区の魅力をアピールするイベント「旭の宝~旭まち×まち祭り」が7月15日、豊田市駅前の商業ビル「T-FACE」(豊田市若宮町1)6階の連絡通路で開催された。
豊田市駅前T-FACEで「旭の宝~旭まち×まち祭り」 旭の魅力アピール
旭中学校の生徒が旭地域の活性化を目指し、地元住民と共に地域の魅力をアピールするために開いた同イベント。同校は2020年度から、豊田市の「わくわく事業」を活用し、地域課題の解決や活性化に取り組んできたが、中心市街地で集客が見込める商業ビルにブース出展し、地域の魅力をアピールする取り組みは今回が初となる。
当日は多くのブースを設け、生徒たちは、特産品であるハラペーニョ商品を販売したほか、旭地区の木を使ってペン入れやキーホルダーを作る木工体験や「風鈴まつり」にちなんだ風鈴の絵付け体験などができるブースを用意し、旭地域の魅力をアピールした。
体験ブースには子どもから大人まで幅広い世代が参加し、「風鈴の絵付け体験」では、生徒が旭地区で摘んだ花で作った短冊が付いた風鈴に、水風船やヒマワリなど思い思いの絵をペンで描き、完成すると高く掲げて音を鳴らし、一緒に記念撮影する親子の姿も見られた。
T-FACE A館入り口前では「旭の伝統文化に触れる」と題し、棒の手や打ちばやしを披露。にぎやかな太鼓や笛の根が響き渡り、多くの人が足を止めて演奏や演技に見入っていた。