「第7回 WE LOVEとよたフェスタ」が10月1日、スカイホール豊田(豊田市八幡町1)で開催された。
スカイホール豊田で「WE LOVEとよたフェスタ」 市民団体の表彰も
「わくわくする世界一たのしいふるさと」を目指し、市民みんなで作り上げることで、来場者にイベントを通して豊田市の魅力を再認識してもらおうと、さまざまな分野で活動している市民と豊田市で構成する実行委員会が2018(平成30)年から行っている同イベント。例年は春に開いているが、本年度は会場のスカイホール豊田が改修工事に入るため半年前倒しで開いた。
7回目の開催となった当日は107ブースが出展。「子育て」「若者」「福祉」「山と海」「農業」「ものづくり」など11のカテゴリーの参加者が、子育て支援団体などを中心とした「うきうきブロック」、福祉に関する団体などが集まる「るんるんブロック」など8ブロックに分かれて、各団体の活動紹介やワークショップなどを行った。
当日は、10時の開会とともに多くの家族連れなどが会場を訪れ、屋内では、書き方や文字の書き順にとらわれず自由に筆を走らせる筆文字の「己書(おのれしょ)」や名古屋発祥の楽器「大正琴」の演奏などの文化的体験をはじめ、アクセサリー雑貨作りや手話・要約筆記のワークショップなど、さまざまな体験ブースを巡りイベントを楽しんだ。
屋外ステージでは、キッチンカーなどによる飲食の販売や市内で活動する市民団体の芸能発表が行われ、子どもたちが元気よく踊るキッズダンスや和太鼓の演奏、豊田市の風物詩「おいでんまつり」のおいでん踊りなどが披露され、盛り上がりを見せた。
メインホールの中央芝生広場では、同市内で活動する市民団体をたたえ、太田稔彦豊田市長が各団体に表彰状を授与する「WE LOVEとよたアワード」や、「第2回とよたお笑いグランプリ」も行われ、終日多くの来場者でにぎわいを見せた。