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みよし市役所で消費生活講演会 「チョコレートの世界」テーマに

みよし市役所で開かれた「みよし市消費生活講演会の様子。

みよし市役所で開かれた「みよし市消費生活講演会の様子。

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 みよし市消費生活講演会「チョコレートの世界へようこそ」が10月6日、みよし市役所で開かれた。

みよし市役所で消費生活講演会 「チョコレートの世界」テーマに

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 同講座は、子どもから大人まで親しまれているチョコレートや、原材料であるカカオなどについて学ぶことで、市民に普段の消費活動について改めて考えてもらおうと、みよし市が開催したもの。当日は、明治(東京都中央区)の管理栄養士・稲垣里紗さんが、会場に集まった30人を前に「チョコレート」をテーマに、約1時間にわたり講演した。

 講演会では、カカオが収穫されて日本に出荷するまでの流れやチョコレートの生産過程を、映像や写真などの資料を使って説明したほか、明治の商品を試食し、「五感でチョコレートを楽しむ方法」などを学んだ。

 中でも、産地の違うカカオが使われたチョコレートを食べ比べる試食の時間には、ベネズエラ産とペルー産では、香りや、味がどのように違うのかを感じようと、「感覚を研ぎ澄ます」ように目をつむってうなずきながら味わう姿や、隣同士で「どちらが好き?」と話し合う参加者の姿も見られた。

 終了後、参加者からは「チョコレートの試食をしてこんなに違いがあるのかと驚いた」「(カカオの)収穫から(チョコレートが)店に並ぶまでに長い時間と多くの人が関わっていることを知って、今後はそうしたことも考えながらチョコレートを選びたい」などの声が聞かれた。

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