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豊田商工会議所で「豊田ものづくりブランド認定式」 中小企業5社を認定

太田稔彦・豊田市長、豊田ものづくりブランド協議会の三宅英臣・会長と記念撮影に臨む今年度の「豊田ものづくりブランド」に認定された企業の代表ら。

太田稔彦・豊田市長、豊田ものづくりブランド協議会の三宅英臣・会長と記念撮影に臨む今年度の「豊田ものづくりブランド」に認定された企業の代表ら。

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 「豊田ものづくりブランド認定式」が11月2日、豊田商工会議所(豊田市小坂本町1)で行われた。

豊田商工会議所で「豊田ものづくりブランド認定式」 中小企業5社を認定

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 豊田ものづくりブランドは、「自動車産業で培った高度な技術、生産方式を持つ産業都市」である同市を支える中小企業、小規模事業者の持つ優れた技術や製品にスポットを当て、一定の基準を満たすものを認定するブランド認定制度。企業の発展・雇用促進と豊田市のものづくりレベルの向上・イメージアップを目的に2014(平成26年)度から実施している。

 事業開始から10年目を迎えた今回は、市内中小企業、小規模事業者から6件の技術・製品の申請があり、愛三ゴム工業と五輪製作所、宇野製作所、太啓建設、豊田化工の5社が認定を受けた。

 認定式には、各社の代表者、太田稔彦豊田市長、豊田ものづくりブランド協議会の三宅英臣・会長(豊田商工会議所会頭)ら関係者が出席。始めに、太田市長が「ものづくりの街のシンボルとして、中小企業の皆さんの活躍を期待している。ものづくりは中小企業の力が基本だと思うので、これからもよろしくお願いします」とあいさつした。

 認定企業の代表に、三宅会長から認定証書、盾を授与された後、「今回このような形で賞を頂けて、従業員一同、うれしく思う」「このブランドがトリガーとなって全国に発信できるもの」など、各社代表者が受賞の喜びを表した。

 式の終盤には、認定された技術・製品に関するプレゼンテーションが行われ、愛三ゴム工業が、低コスト高品質を目指した金型を用いない生産方法や、生産が終了している部品でも実物があれば生産方法が検討できる技術を紹介。

 太啓建設は、天井の新発想特許工法の「グラスファイバーシート天井」や、施工単価を大幅に下げることを可能とした特許出願中の「MAKUTEN(マクテン)プラス」など、各社自慢の技術や開発した製品の特徴を説明すると、出席者は認定企業の持つ高い技術力に関心を寄せた。

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