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トヨタ生協が「SDGsフェア」 地産地消や震災復興支援呼びかけ

メグリア本店で展示している近隣の小学生が描いたSDGsにまつわる標語ポスター。

メグリア本店で展示している近隣の小学生が描いたSDGsにまつわる標語ポスター。

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 トヨタ生活協同組合「メグリア」は3月9日・10日、メグリア本店(豊田市山之手町8)と地域大型店11店舗で地産地食の推進に向けた「SDGsフェア」を開催した。

トヨタ生協が「SDGsフェア」 地産地消や震災復興支援呼びかけ

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 同フェアは、豊田市内でSDGsに積極的に取り組む生産者から農産物や農産物を使った加工品を直接購入することで、市民に「地産地食」への興味関心を持ってもらおうと、同市と「とよたSDGsパートナー」のトヨタ生活協同組合「メグリア」が協力して開いたもの。

 各店舗では、曲がり・ふぞろいな野菜や果物の販売や必要な分だけ1個単位で購入できる食品ロス削減の取り組みをはじめ、再生ペットボトルを使った麦茶や障がいがある人が生産したチョコレート・菓子の販売など、SDGsのテーマに沿った商品を販売。

 東日本大震災が発生した3月11日間近ということで、「石川・東北支援 食べて応援」と題し、能登半島地震被災地の石川県や東日本大震災被災地の東北地方で生産された商品も販売した。

 併せて、家庭の余った食材を回収し寄付をする「フードドライブ」のブースを設けたほか、近隣の小学生が描いたSDGsにまつわる標語ポスターを店内に掲出。訪れた買い物客が足を止めてポスターを見るなど、店内各所でSDGsについての理解を深める様子がうかがえた。

 トヨタ生協の渡邊さんは「買い物を通じて、多くの方に気軽にSDGsへの取り組みに参加してもらえた。地域に密着した店を通じてSDGsを身近に感じてもらえる取り組みをしていきたい」と話す。

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