「令和5年度 豊田市教育委員会表彰式」が3月27日、豊田市役所で行われた。
豊田市教育委員会表彰 教育、文化、スポーツ分野などの功労者たたえる
豊田市教育委員会は、教育、文化、スポーツなどの分野において豊田市の教育の親交に貢献し、その功績が顕著な個人や団体を1978(昭和53)年から表彰している。
昨年度は13人と2団体が受賞し、受賞者を代表して6人と2団体が表彰式に出席。豊田市教育委員会の山本浩司教育長から受賞者に表彰状が手渡された。
山本教育長は祝いの言葉と共に、「子どもたちが学校の中だけでなく、社会に飛び出してたくさんの人と触れ合う機会を増やすためにも、『未来を拓(ひら)く学び合い』をキーワードに、家庭・学校・地域が共に学び合いながら教育に携わっていきたい」と受賞者に呼びかけた。
続いて受賞者が一人ずつあいさつ。全日本マスターズ2023ソフトテニス競技団体戦愛知県チームで準優勝を収めた甫本憲彦さんは、受賞の喜びを語るとともに「ソフトテニスの競技人口はまだまだ少ない。年齢にかかわらず多くの人にチャレンジしてもらえるよう、今後も積極的に取り組んでいきたい」と意気込みを見せた。
続いて、豊田市スポーツ推進委員の塚本初美さんが、高齢者に向けたウオーキングやソフトバレー、ボッチャなどの生涯スポーツの普及活動や子どもの体力強化のために開いたスポーツ教室の運営など、15年にわたる活動を振り返り、「今後も市民の皆さんがスポーツに親しむ機会づくりに励みたい」と意気込みを見せると、会場からは拍手が送られた。