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豊田市制記念式典、3年ぶりに通常開催 やぐら太鼓でオープニング彩る

「豊田市制72周年記念式典」の様子。

「豊田市制72周年記念式典」の様子。

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 「豊田市制72周年記念式典」が3月4日、豊田市民文化会館(豊田市小坂本町12)で開かれた。

豊田市制記念式典、3年ぶりに通常開催 やぐら太鼓でオープニング彩る

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 式典は、豊田市政の歩みを市民と祝うとともに、長年にわたって豊田市の発展に貢献してきた人や教育・産業など各分野における功労者を表彰しようと毎年、豊田市が開いているもの。

 3年ぶりに通常通りの開催となった2022年度の式典には、市政功労の受賞者をはじめ、区長会や消防・防災などの地域自治、文化・スポーツ、地元産業界などに携わる関係者らが出席。開式前のオープニングアトラクションでは、「早川流やぐら太鼓保存会」が和太鼓の演奏を披露し、会場の祝賀ムードを彩った。

 式典では、始めに太田稔彦豊田市長があいさつに立ち、先月逝去したトヨタ自動車名誉会長で豊田市名誉市民の豊田章一郎さんの功績をたたえ、哀悼の意を表わすとともに、「次年度はWRC(世界ラリー選手権)初の自治体主催者として大会を開催する。ラリーの街として豊田市の魅力を発信したい」と述べ、市制のさらなる発展に取り組む姿勢を示した。

 続いて、市政功労者への表彰式が行われ、豊田商工会議所 副会頭を12年にわたり務め、産業の振興に貢献してきた豊田信用金庫元理事長の田端稔さんと、小島プレス工業相談役の小島洋一郎さんに太田市長から市政功労証が手渡された。

 続いて、文化財保護や消防団などの「地方自治」、オリンピック・パラリンピック出場者をはじめとする「教育・体育・スポーツ・文化」技能五輪などで受賞した技術者などの「産業」など、各分野で功績を挙げた191人と19団体を選出。

 文化財審議委員として「地方自治」に貢献してきた後藤嘉寿美さんと、「篤行・ボランティア」の分野で貢献してきた枝下町矢作川水辺愛護会が受賞者代表として登壇し、太田市長から賞状が手渡されると会場からは大きな拍手が送られた。

式典の最後には、2022年度を振り返る「令和4年度 市政の歩み」が上映され、昨年11月に開催された「WRCラリージャパン」など豊田市で行われた主な事業を振り返るとともに、市政73年目となる来年度の取り組みを紹介するなど豊田市の発展と市民の飛躍を願う映像で式典を締めくくった。

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