「ラリー教室」と題した特別授業が10月17日、豊田市立井上小学校(豊田市井上町)で開催された。
ラリードライバーらによる講義やデモ走行を通じて子どもたちにラリーの魅力を間近で感じてもらうとともに、大会開催地域での機運醸成を図ろうと愛知県、岐阜県の小学校で開ていている同教室。
当日は、ラリードライバーの佐々木康行選手、コ・ドライバーの梅本まどか選手が訪れ、教室には、井上同小学校の全児童が教室に参加した。
はじめに体育館で行われた講座では、ラリーに関するクイズが佐々木選手と梅本選手から出題され、競技で走る道や、ラリーカーに乗車する人数、走行中の最高速度などの問題に子どもたちが手を挙げ、元気よく答えていた。
授業の後には、グラウンドでラリーカーのデモ走行が行われ、土煙を上げながら迫力ある運転テクニックを佐々木さんが披露すると、児童たちは、歓声を上げ、校庭を駆け抜けるラリーカーに見入っていた。
最後に記念撮影とラリーカーの乗車体験などが行われ、学年ごとに両選手と笑顔で写真を撮影したり、ラリーカーに乗車してクラクションを鳴らしたりするなどして、楽しみながらラリー競技について関心を高めていた。