薬物乱用防止啓発活動「ヤング街頭キャンペーン」が6月25日、名鉄豊田市駅周辺で行われた。
国連総決議に基づく「6.26国際麻薬乱用撲滅デー」の周知と薬物乱用防止を目的に、6月20日から7月19日まで官民一体で全国的に展開されている薬物乱用防止活動「ダメ。ゼッタイ。」普及運動の一環。
豊田市では、若年層における薬物乱用防止のため、若者から若者へ薬物乱用防止を呼びかける啓発活動「ヤング街頭キャンペーン」を実施。25日は、一般社団法人日本ボーイスカウト愛知連盟豊田地区の団員と市の職員合わせて約30人が参加した。
名鉄豊田市駅の出入り口やペデストリアンデッキ、T-FACEA館入り口付近など5カ所に分かれて、「薬物乱用はダメ。ゼッタイ。」「薬物をことわる勇気」と書かれたタスキを身に着けたボーイスカウトの団員らが、道行く人に「薬物、絶対に駄目です」などと元気よく声をかけながら、通行人に啓発品を手渡した。啓発品は、最優秀賞などを受賞した薬物乱用防止啓発標語と薬物相談窓口の問い合わせ先が書かれた紙とばんそうこうをセットにしたもの。
啓発品を受け取った人の中には、部活帰りの若者や「これは何の活動ですか?」と団員に質問する男性、「暑い中、大変だね。頑張ってね」と労いの言葉をかける人などの姿が見られた。