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「少年の主張」みよし市大会 児童・生徒12人が自らの体験などを発表

「令和5年度 少年の主張 みよし市大会」の様子。

「令和5年度 少年の主張 みよし市大会」の様子。

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 「令和5年度 少年の主張 みよし市大会」が6月17日、カネヨシプレイス(みよし市三好町)の大ホールで開かれた。

「少年の主張」みよし市大会 児童・生徒12人が自らの体験などを発表

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 同大会は、市内の小中学生が日頃の生活を通じて考えていること、実践していることなどを広く訴えることにより、自身の社会性と自主性を培うとともに、青少年健全育成に対する一般の理解を深めることを目的に、毎年この時期に開かれているもの。

 大会では、始めに青少年健全育成啓発作品の最優秀賞と優秀賞の表彰を行い、最優秀賞受賞者に青少年健全育成推進協議会の吉田増美会長から賞状が手渡された。

 あいさつに立った小山祐みよし市長は「毎年、皆さんの感性や視点を聞かせていただくと、私たちがハッと気づかされることがたくさんある。いつもとは違う慣れない会場で緊張すると思うが、堂々と気負うことなく発表してほしい。今日の皆さんの発表を楽しみにしています」と児童・生徒らを激励した。

 その後、市内の小中学校で最優秀作品に選ばれた児童と生徒12人が、家庭や学校生活で体験したこと、社会で起きているさまざまな出来事への考えや意見を順に発表。壇上に立った子どもたちは「努力の大切さ」「ヘアドネーション」「人との関わり方」などをテーマに、身振り手振りを交えて力強く主張を発表すると、会場からは大きな拍手が送られた。

 中でも、天王小学校6年の山本恋次さんは「努力の意味」と題し、5年生の時に、空手の試合で全国3位に入賞したことから、自分の実力に、いい気になり、充分な練習を行わずにいたため、普段なら勝てる相手に2試合連続で負けてしまった出来事を紹介。その後、普段の練習や試合に対する姿勢を改め真剣に努力した結果、因縁の相手に勝ち、その大会で優勝を収めた経験を語り、「努力は結果に関係なく、例え負けたとしても、僕の頑張りは次につながっていくことを学んだ」と力強く発表した。

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