「第25回夏季デフリンピック競技大会 東京2025」に出場する選手が10月17日、みよし市役所を訪れ、小山祐みよし市長らに出場報告を行った。
デフリンピックは、オリンピック、パラリンピックと並び、100年を超える歴史があり、4年に1度開催される、「ろう者スポーツ」の世界一を競う祭典。今回は11月15日~26日の12日間、東京をメイン会場に70~80の国・地域から約3000人の選手が出場し、陸上競技、サッカー、バスケットボール、ゴルフ、水泳、卓球など21競技を繰り広げる。
当日は、バスケットボールの加藤亮太選手、サッカーの阿部菜摘選手、杉本大地選手の3選手が小山市長らを訪問。
加藤選手は「夢の舞台に立つことができるのは周りの支えのおかげ。感謝の気持ちを忘れず、全力で楽しみたい」、阿部選手は「日本の子どもたちに夢と勇気を与えたい。結果を残し、メダルを獲りにいく」、杉本選手は「世界一を獲ること。それしか見ていない」と、それぞれ力強く話した。
小山市長は「今回デフリンピックが日本で初めて開催され、注目度も高い大会。皆さんの活躍がみよし市の方の希望や目標になっていく。活躍を期待している」と選手たちを激励。「国際大会に出場した経験は貴重なものなので、ぜひ子どもたちに伝えてほしい」と選手たちに要望した。
サッカーは11月14日、バスケットボールは11月16日に試合が始まり、サッカー男子がイギリス、女子はアメリカ、バスケットボール男子はウクライナと、それぞれ初戦を迎える。