地域密着のマルシェイベント「らぷりマルシェ」が5月28日、ホームドライ本社（豊田市堤町）で開催された。

豊田のクリーニング店で「ご近所マルシェ」　似顔絵ワークショップも

　同イベントは、豊田・みよし両市でクリーニング店を展開し、堤町に本社と工場を構える同社が近隣の住民や子どもたちとの交流の場を提供することで、地域のつながりを深めようと初めて企画したもの。

　晴天に恵まれた当日は、クリーニング事業者の強みを生かし、古着に抵抗ある人にも興味を持ってもらえるようクリーニングやしみ抜きを施した古着販売を行う「Lapri fripes」をはじめ、つまみ細工や木工クラフト、レザークラフトなどの雑貨、手作り食パンや納豆、無農薬野菜といった食品などの販売ブース、種植えや似顔絵などの体験ブース合わせて13店が出店した。

　会場では、オープン直後から近所の子どもたちが駄菓子を買い求めたり、家族連れが店員との会話を楽しみながら商品を手に取り、買い物を楽しんだりする姿が見られた。

　昭和をイメージした居酒屋チェーンのイラストや、テレビ番組のイラストマップなどを手掛ける「ひげラク図絵社」の安藤雅志さんが出店した「似顔絵体験」のブースや「有機エコプランター」を用いたワークショップでは、親子で体験に挑戦するなど、思い思いにイベントを楽しんでいた。

　マルシェを企画したホームドライの網野絵里奈さんは「初めて開催したが、多くの子どもたちでにぎわい、マルシェを楽しむ様子が見られてうれしい。これからも地域に密着した楽しい雰囲気を作っていきたい」と笑顔で話す。