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リオ五輪銅メダリスト・羽根田選手、豊田市長を表敬訪問

太田市長を表敬訪問した羽根田卓也選手。

太田市長を表敬訪問した羽根田卓也選手。

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 豊田市出身で、カヌーの強豪国スロバキアなどを拠点に活動する2016年リオデジャネイロ五輪カヌースラローム銅メダリストの羽根田卓也選手(35)が9月30日、太田稔彦豊田市長を表敬訪問し、今季の活動やこれまでの成果などを報告した。

リオ五輪銅メダリスト・羽根田選手、豊田市長を表敬訪問

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 羽根田選手は豊田市の衣丘小、朝日丘中、杜若高の出身で、市にゆかりのある有力アスリート「豊田市わがまちアスリート」に認定されている。同市の魅力を全国や世界に発信する「WE LOVE とよたスペシャルサポーター」として、競技以外でも地元のさまざまな分野での発展に大きく貢献している。

 当日、太田市長との会談で、昨年の東京五輪10位の結果について、「決勝に進めたことは誇りだが、皆さんの期待はメダル獲得だったので悔しさが残った」と振り返った。再来年のパリ五輪に向けては、「来年は選考大会があるので、しっかりとコンディションを整え、豊田市民の皆さんに五輪出場が報告できるよう頑張りたい」と5度目の五輪出場へ意欲を見せた。

 太田市長から「次のパリ五輪に向けて頑張ってほしい」とエールを送られるとともに、豊田の子どもたちへの指導などの要望を受けると、「生まれ育った街でカヌーを広めたい。カヌー選手を育てる土壌などが広がれば」と、地元での次世代選手育成にも意欲を見せた。

 羽根田選手は9月、フォトエッセー「Voda 水の声」(報知新聞社)を出版。母校の衣丘小と朝日丘へ贈ることを伝え、自身のサインを入れて太田市長に手渡した。

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