豊田市稲武地区の冬の風物詩「氷瀑(ひょうばく)」が見頃を迎え、訪れた人の目を楽しませている。
「氷瀑(ひょうばく)」は、同市稲武町の大井平公園近くに、同町で水道工事業を営む松井徹さんが私有地に設けた「湧水・氷瀑広場」を利用して約10年前に始めたもの。高さ約10メートル、幅約20メートルの格子状に組んだ丸太の上から水をかけ、自然に凍らせる。
道の駅「どんぐりの里いなぶ」周辺でイベントが開催された2月4日はカップルや家族連れらが訪れ、写真を撮るなどして楽しむ様子が見られた。
1月下旬にはやや温暖な気候となったため、溶けて規模が小さくなることが懸念されたものの、その後の厳しい冷え込みもあって、昨年同様の迫力ある氷瀑になっている。
ライトアップは18時~21時。見頃は2月中旬まで。