「豊田しもやまラリー2023」が5月21日、豊田市下山地区で開催され、ラリー競技に関するイベントが巴ケ丘小学校(豊田市大桑町)下の広場で開催された。
豊田・下山地区で「豊田しもやまラリー」 勝田範彦選手によるクイズや解説も
同イベントは、「豊田しもやまラリー2023」の開催に合わせ、ラリー競技の機運醸成を図ろうと、地域住民と連携して豊田市が企画した。
当日は、ラリー競技の会場の近くにある同広場で、ラリーカーを華々しく送り出すセレモニアルスタートをはじめ、ラリー競技に関するステージイベント、世界ラリー選手権などのPRブースなどを展開し、多くの人が来場した。
ラリーに出場した36台のラリーカーが太田稔彦豊田市長や、しもやま観光協会PR大使・矢上彩乃さんなどによるスタートの合図とともに、9時30分から順番にスタートし、観客が会場で配布されたフラッグを振りながら「頑張って」などと声援を送りながら、選手たちを見送った。
会場近くに設置されたスペシャルステージでは、巴ヶ丘小学校の坂をラリーカーが猛スピードで駆け抜けていき、観客は間近で走り抜けていく様子を興奮しながら観戦するなど、盛り上がりを見せた。
会場に設置されたビジョンカー前のステージでは、勝田範彦選手とPR大使の矢上さんによるラリーの専門用語の解説や、ラリーに関するクイズなど、「ラリーがより深く楽しめる」トークショーを行った。今シーズンの目標について、勝田選手は「まずは一勝したい。そして勢いに乗って優勝を目指したい」と意気込みを見せた。