夏季企画展「チョウとクワガタムシに魅せられて 石原コレクションを中心に」が現在、みよし市立歴史民俗資料館(みよし市三好町)で開催されている。
自然の中に生きる昆虫の美しい魅力を子どもたちに感じてもらうことを目的に、名古屋昆虫同好会に所属する石原信宏さんの協力の下、みよし市教育委員会が主催する同展。7回目を迎えた今回は、石原さんが日本全国で採集した「クワガタムシ」「チョウ」の昆虫標本を中心に、昆虫の生態写真なども展示している。
展示は同館の1階・2階で行い、1階では子どもたちに人気の「ヘラクレスオオカブト」「ニジイロクワガタ」などの生きた昆虫を、2階では日本最大級の大きさを誇るチョウ「オオゴマダラ」や日本の国蝶(こくちょう)「オオムラサキ」など、さまざまな標本を見ることができる。
8月3日・4日の2日間は、実際に昆虫を手に持って観察することができるイベントも開催。「ミヤマクワガタ」「アトラスオオカブト」などを手のひらにのせたり、角をなでて硬さを確認したりする子どもや、昆虫が樹木に刺さったゼリーを食べる様子をじっくりと観察したりする親子の姿も見られるなど、思い思いに楽しんでいた。
開館時間は9時~16時30分。月曜休館(祝日の場合は翌日)。入館無料。9月8日まで。