愛知環状鉄道「駅名ネーミングライツ除幕式」が9月25日、愛環梅坪駅で行われた。
愛環梅坪駅で駅名ネーミングライツ除幕式 本社置く「コバック」が命名
愛知環状鉄道は1988(昭和58)年、旧国鉄・JR岡多線と建設中だった瀬戸線を引き継ぎ、愛知県や沿線都市、トヨタ自動車などが出資する第3セクターの鉄道会社。岡崎市を起点に豊田市、瀬戸市、春日井市を結ぶ路線を運営する。
利用者の多くが通勤・通学で占めることから、沿線地域の活性化と鉄道利用者の増加につなげる目的で、駅の愛称、副駅名の命名権を取得できる「ネーミングライツ」のパートナー企業を2026年1月から募集。沿線企業4社が、豊田市と瀬戸市にある5駅の命名権を獲得し、7月に運用が始まった。
今回、「駅名ネーミングライツ」の命名権について報道などで知った沿線企業から問い合わせが相次ぎ、第2弾として豊田市・瀬戸市・岡崎市の沿線6駅に副駅名が導入が決定。同駅近隣に本社を構える自動車整備や販売などを行う全国チェーン「コバック」が愛環梅坪駅の副駅名命名権を獲得した。
当日は、副駅名が入った駅名標の除幕式が行われ、愛知環状鉄道の金田学社長とコバックの小林憲司社長が幕を引くと、「『コバック」と記載された愛環梅坪駅の駅名標が姿を現した。
愛知環状鉄道の金田社長は「全国規模の有名企業が駅名ネーミングライツパートナーに名を連ねてくれてうれしい。互いにウインウィンの関係で、地域の活性化に取り組んでいきたい」と話し、期待を込めた。
小林社長は「地元の駅に副駅名を付けられることを知り、すぐに問い合わせた。自動車関連の事業に携わっているが、SDGsの観点からCO2削減を考慮して公共交通機関との両立を考えるようになった。全国から研修や会議に来訪する人に愛知環状鉄道の利用を積極的に進め、この駅の利用を増やしていきたい」と、命名権獲得の意義を話す。
今回、ネーミングライツが導入されたのは、六名(アイ・ケイ・ケイ)、北岡崎(タニザワフーズ)、山口、瀬戸口、中水野(瀬戸信用金庫)と同駅を含めた6駅で、全21駅中11駅に拡大。駅名看板に各パートナー企業が考えた愛称を掲示するほか、車内放送などでも紹介する。