豊田市南部の若林八幡宮(豊田市若林西町)と周辺道路などを会場に11月6日、「第2回ワッカマルシェ」が開催された。
若林八幡宮周辺で「ワッカマルシェ」 有志らが企画、子育てママたちの交流の場に
同イベントは、若林八幡宮の厄年会有志らで構成する「ワッカマルシェ実行委員会」が、地元の子育て中のママや子どもたちをはじめ地域の人々が交流する場として企画したもの。若林地区の「わか」と地域の老若男女を輪っかでつなげ、終わりなく回り続けるまちづくりに若者も貢献するという思いを込めて名付けた。今回から、地元中学や高校の生徒らボランティアスタッフも運営に参加した。
2回目となった当日は、同神社境内や周辺の道路にクレープや唐揚げ、たい焼き、手作りパンなどの食品・飲食ブースやキッチンカーをはじめ、雑貨販売、アクセサリーや和菓子づくり体験コーナーなど約50ブースが出店。家族連れがスタッフとの会話を楽しみながら商品を手に取り、買い物を楽しむ姿が見られた。
隣接する浄照寺にはサテライトブースを設け、地元アーティストによるアコースティックライブやキッズダンスなどのパフォーマンスを披露。来場者はカメラを片手に子どもたちのパフォーマンスを見守っていた。
実行委員会の猪塚健人委員長は「会場を提供してくれた若林八幡宮や浄照寺をはじめ、実行委員のメンバーやボランティアスタッフの協力で無事に開催でき、地元・若林に密着した楽しい雰囲気になった。若い世代にマルシェの運営に参加してもらい、地域のことを自分ごととして考えられるきっかけにしていきたい」と笑顔で話す。