名古屋グランパスが2月22日、京都サンガF.C.との試合を前にトヨタスポーツセンター(豊田市保見町)で練習を公開した。
昨シーズン、リーグ戦では8位に終わり、2023シーズンは巻き返しを図る名古屋グランパス。長谷川健太監督も就任2年目を迎えた今シーズンは、浦和レッズから加入したFWキャスパー・ユンカー選手をはじめ、DF野上結貴選手、MF山田陸選手らが新たに加わったほか、昨シーズン湘南ベルマーレに期限付き移籍をしていた米本拓司選手、鹿島アントラーズから4年ぶりに和泉竜司選手が再加入するなど、戦力増強を図って上位進出を目指す。
2023シーズン初戦となった前節・横浜FC戦に1-0で勝利したこともあってか、リラックスしたムードの中でスタートしたこの日、選手たちは、クロスからのシュート練習や戦術練習、半面コートでのミニゲームなどで汗を流した。
練習の中では、DFから両サイドに展開しクロスを入れる形を繰り返すなど、横浜FC戦で移籍後初ゴールを決めたユンカー選手をはじめ、マテウス・カストロ選手、永井謙佑選手らが精力的な動きを見せ、課題の得点力アップに向けプレー精度の向上に取り組んだ。
前節体調不良により欠場した米本選手も復帰し、前日に続き、この日もフルメニューをこなすなど、25日の試合に向けコンディションを上げている。
長谷川監督は「(前節は)開幕戦ということで硬さもあり、早い段階で点が取れたこともあって少しリスクを負わないサッカーになってしまったので、もう少しボールを動かして、自分たちのサッカーをする時間を作ることができればさらに良くなる」と振り返り、「ホーム開幕戦なので、皆さんが熱くなるようなサッカーを展開したいし、選手もそういう気持ちで試合に向けて準備している。ぜひ豊田スタジアムに足を運んでいただければ」と呼びかける。
J1リーグ 第2節 名古屋グランパス×京都サンガF.C.は2月25日、豊田スタジアムで16時キックオフ。エフエムとよたのサッカー中継番組「GRAMPUS BEAT」で実況生中継する。