愛知県立豊田東高校(豊田市御立町11)とトヨタ生活協同組合(豊栄町、愛称「メグリア」)が7月21日、共同で開発・商品化したコラボ弁当の販売を始めた。
同校は、1年で「将来自分はどのように社会の中で活躍するか」を考え、それらを実現するために必要な2年以降の授業を選択して学ぶ総合学科の高校。外国語や音楽、ビジネス、看護など11コースがあり、専門的な学習に取り組むとともに企業などと連携した学習に力を入れている。
今回の商品開発は、メグリア商品部がSDGs、食育をテーマとした課外活動支援として実施しており、調理・栄養プランの3年生20人が同部職員と共に取り組んできたもの。4月に始まった特別授業では、「高校生と取り組む おいしく栄養補給! 体づくり弁当」をテーマにメニューを企画し、商品の絵コンテを作成。試作や試食を重ね、その中から2つのメニューが選ばれ商品化が決まった。
「夏バテバイバイ!ガツンと中華弁当」は、「夏バテしない、スタミナ切れにならないよう、しっかりエネルギー補給できる弁当」として、桐山優里奈さん(3年)がメニューを考えたもの。「たんぱく質がとれる!のり弁当」は、中高生が1日に必要なタンパク質の3分の1の量が摂れる弁当として、田中結さん(3年)が考案した。
第1弾「夏バテバイバイ!ガツンと中華弁当」は7月21日~8月10日、第2弾「たんぱく質がとれる!のり弁当」は8月11日~31日、メグリア本店をはじめ、豊田市・みよし市の大型店12店舗で販売予定。価格は1パック537円。