「第3回ワッカマルシェ」が11月4日、豊田市南部の若林八幡宮(豊田市若林西町)と隣接する浄照寺周辺を会場に開催された。開催は3回目。
豊田・若林で「ワッカマルシェ」 ママを笑顔に、若林八幡宮で多世代間交流
同イベントは、若林八幡宮の厄年会有志らで構成する実行委員会が、地元の子育て中のママをはじめ、人々の交流と地域を盛り上げることを目指して企画したもの。若林地区の「わか」と地域の老若男女を輪っかでつなげ、終わりなく回り続けるまちづくりに若者も貢献するという思いを込めてイベント名を名付けた。
当日は50を超える出店を予定し、ボランティア参加も増えた。同神社境内や周辺の道路にはパンやブレンドコーヒー、パフェやチーズケーキなど、食品・飲食ブースやキッチンカーが並んだ。雑貨販売、アクセサリーやセラピーの体験コーナーなどもにぎわいを見せ、家族連れからお年寄りまで幅広い世代の来場者が買い物や食事を楽しむ姿が見られた。
隣接する浄照寺では、キッズダンスやシンガー、地元の高校・大学生によるオーケストラ演奏、アカペラライブなどが行われ、来場者は足を止めて見入っていた。
実行委員会の猪塚健人委員長は「若者のボランティアスタッフ参加協力が前回よりも増え、地域で盛り上げていこうという意識も根付いてきたように感じる。子育てママの笑顔が家族の笑顔へ結びつき、ひいては多世代交流と地域全体の笑顔につながれば」と期待を込める。