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アジア選手権陸上の金メダリスト・山本有真選手、豊田市長を訪問

太田稔彦・太田市長との記念撮影に臨む山本有真選手。

太田稔彦・太田市長との記念撮影に臨む山本有真選手。

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 昨年7月にタイ・バンコクで開催された第25回アジア陸上競技選手権女子5000メートルで優勝した山本有真選手が12月20日、豊田市役所を訪れ、太田稔彦豊田市長と面会した。

アジア選手権陸上の金メダリスト・山本有真選手、豊田市長を訪問

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 山本選手は豊田市出身の陸上選手で、現在23歳。豊田市立前林中学校陸上部、光ヶ丘女子高校陸上部を経て、名城大学女子駅伝部で主力として活躍。その後、積水化学工業女子陸上部に所属し、昨年2月にカザフスタンで開催されたアジア室内陸上競技選手権大会女子3000メートルで日本代表に初選出されるなど、今後の活躍が期待されている。

 山本選手が「今年は日本代表の日の丸を背負って4つの大会に出場したが、ここまで走ることができるとは思っていなかった」と話すと、太田市長は「素晴らしい活躍でした。おめでとうございます」と労いの言葉を贈った。

 歓談の中で、太田市長から競技を続ける原動力を尋ねられ、山本選手は「中学生時代に市町村対抗駅伝(愛知駅伝)の選手に選ばれず、その悔しさで、高校、大学と頑張ることができた。目標を達成しても、そこで悔しい場面が必ずあるので、それをバネに、また頑張れると思う」と答えた。

 母校である前林中学校の話題では、「中学校が一番楽しかった。その頃の友達とは今でも仲が良い」と笑顔で話す山本選手に太田市長が「その経験を母校の中学生に伝えてほしい」とリクエストする場面も見られた。

 今後の目標を聞かれた山本選手は「来年6月の日本選手権で3位以内に入り、パリオリンピックに出場する。それに向けて頑張っていきたい」と力強く語った。

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