豊田市防災学習センターので利用者が70万人に達し、9月16日、同施設で記念セレモニーが行われた。
市民一人一人の防災意識を高め、安全な暮らしを守りたいという思いから、臨場感のある体験学習やクイズ、実物模型などを備えた施設として豊田市消防本部の庁舎1階に1994(平成6)年10月に開設された同施設。市内小学校の団体利用者をはじめ、県内外から年間約2万人が来館。
最近、水没した車両の状態を体験できるコーナーも設け、8月に千葉で発生した線状降水帯による豪雨災害直後には、全国ネットのテレビ番組で取り上げられるなど注目を集めている。開館32年の節目を目前に、施設利用者が70万人に達した。
70万人目となったのは、障害者向けサービスやサポートを行う「みどりがおかコスモス」のグループで、この日、豊田市消防本部の光岡康消防や施設の職員らが立ち会い、記念セレモニーが行われた。
始めに、光岡消防長と「みどりがおかコスモス」の代表が施設入り口付近に設けられたくす玉を割り、「祝 利用者70万人達成!」と書かれた垂れ幕が下がると、会場から拍手が送られた。
その後、光岡消防長が「普段から防災に関心を持って利用していただき、ありがとうございます。豊田市が災害の被害が少ないのは市民の方々の意識の高さだ。引き続き、この施設を安全・安心のために活用していただければ」と、感謝の気持ちを述べた。
続いて利用者のインタビューでは、「どんな時に施設を利用するのか」という質問に「防災の日の前後で毎年訪れている」、「施設の良いところ」については「災害について楽しく学べるところ」と答えるなど、同施設を活用し防災意識を高めていることをアピールした。