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「とよたビジネスフェア」始まる 空飛ぶクルマなど最新ものづくり技術紹介

会場で展示しているSkyDrive社が開発した「空飛ぶクルマ」

会場で展示しているSkyDrive社が開発した「空飛ぶクルマ」

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 スカイホール豊田(豊田市八幡町1)で3月2日、「とよたビジネスフェア2023」が始まった。豊田市と豊田商工会議所が主催し、毎年開催している西三河地区最大級のものづくり展示会。

「とよたビジネスフェア」始まる 空飛ぶクルマなど最新ものづくり技術紹介

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 同会議所創立70周年記念事業の一環で開催した今回のテーマは「未来のために、今やるべきこと」。自動車生産に関わる製造業の最先端の技術や製品の展示をはじめ、大学等の研究機関や行政、金融・通信等のサービス業、農林業等、豊田市内外の108の行政・企業・団体などが出展した。

 会場には、災害発生時にオフィスとして機能するトヨタ自動車のPCカーや市内に開発拠点を構えるSkyDrive社が開発した「空飛ぶクルマ」なども展示。空飛ぶクルマに乗り込み記念撮影する来場者の姿も多く見られた。

 市域の7割を占める森林の有効活用に携わる林業事業者のブースでは、矢作川上流域の森林をイメージしたゾーンや、実際の間伐材をパネルにした展示や豊田市産の木材を使った木工製品の展示等、木材資源の有効活用事例を紹介している。

「豊田ものづくりブランド」のコーナーでは、自動車産業で培った高度な技術・生産方式を持ち、新たな事業領域で地域を支える中小企業・小規模事業者の優れた技術や製品にスポットを当てて解説し、最先端技術の活用をアピールし、DX(デジタルトランスフォーメーション)やカーボンニュートラルの推進に関するする講演会、市内の高校生を対象にした見学ツアーを行っている。

 同会議所の森奥恭平さんは「未来のために、今やるべきことをテーマにDXやカーボンニュートラルに関する講演会や108の企業・団体が出展し、商談の機会を設けている。最先端の技術や製品展示、ものづくりに関するセミナーを行っているので、この機会に来場していただければ」と呼びかける。

 開催時間は10~16時。入場無料。今月3日まで。

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