
「第8回 WE LOVEとよたフェスタ」が3月16日、スカイホール豊田(豊田市八幡町1)で開催された。
スカイホール豊田で「WE LOVEとよたフェスタ」 パネルクイズ大会も
「わくわくする世界一たのしいふるさと」を目指し、市民みんなで作り上げることで、来場者にイベントを通して豊田市の魅力を再認識してもらおうと、さまざまな分野で活動している市民と豊田市で構成する実行委員会が2018(平成30)年から行っている同イベント。
昨年度は会場のスカイホール豊田が改修工事のため半年前倒しで開かれたが、8回目となった本年度は年度末での開催となり、「子育て」「若者」「福祉」「山と海」「農業」「ものづくり」など11のカテゴリーの115ブースが出展した。
当日は、10時に椿木流(つばきりゅう)松平法螺貝(ほらがい)隊による合図で開会し、メインホールでは行政や市民活動団体、大学生や高校生によるワークショップが行われ、体験ブースを巡りイベントを楽しんだ。このうち、聴覚障害者の支援を行うNPOによるスマートフォンの音声入力技術を活用した文字変換グラスの試着体験が行われ、高い精度で文字に変換される様子に興味を示す来場者の姿も見られた。
また、中央芝生広場では、同市内で活動する市民団体をたたえ、太田稔彦豊田市長が各団体に表彰状を授与する「WE LOVEとよたアワード」や、テレビのクイズ番組の公式フォーマットを用いた「パネルクイズアタック25inとよた」と題したクイズ大会なども行われた。
屋外では、キッチンカーなどによる飲食の販売や市内で活動する市民団体の芸能発表が行われ、子どもたちが元気よく踊るキッズダンスや和太鼓の演奏、豊田市の風物詩「おいでんまつり」のおいでん踊りなどが披露され、終日、盛り上がりを見せた。