「お庭でマルシェ」が5月3日・4日の2日間、豊田市美術館（小坂本町8）と隣接する豊田市博物館（小阪本町5）の庭園で開かれた。

豊田市美術館・博物館の庭園で「お庭でマルシェ」

　「丁寧にモノを作る人と丁寧に暮らす人が出会う場所」をテーマに、豊田市美術館、豊田市博物館と豊田市の中心市街地の活性化を目的に活動する一般社団法人「TCCM」が共催した同イベント。

　美術館の庭園には、スポーツカーの置物や絵画、ぬいぐるみなどのアートやクラフト作品、雑貨、ドーナツや蜂蜜、ジェラートなどの飲食物を販売する店など、さまざまなテントが並び、多くの人でにぎわった。

　中にはワークショップを行うテントもあり、子どもたちが色とりどりの材料を使って猫のマリオネット作りに取り組み、完成するとうれしそうに保護者に見せ、さっそくひもを動かして遊ぶ様子も見られた。

　博物館の庭園でも、陶器や焼き菓子など多くの店が並び、中には、店主との会話を楽しみながら好みの品を買い求める人もいた。

　会場では、レジャーシートを敷いて購入したドリンクやフードを楽しむ家族の姿も見られるなど、青空の下、アートに触れながら大型連休の楽しいひとときを過ごしていた。