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「豊田市SDGs認証制度 認証書授与式」 17事業者に認証状授与

豊田市の辻邦惠副市長(最前列中央)と認証事業者の代表ら(豊田商工会議所にて)

豊田市の辻邦惠副市長(最前列中央)と認証事業者の代表ら(豊田商工会議所にて)

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 「豊田市SDGs 認証制度 第5回認証書授与式」が12月4日、豊田商工会議所(豊田市小坂本町1)で行われた。

「豊田市SDGs認証制度 認証書授与式」 17事業者に認証状授与

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 豊田市SDGs 認証制度は、豊田市が「共働によるまちづくりパートナーシップ協定」を締結している豊田商工会議所・豊田信用金庫と連携し、市内事業者がSDGs達成に向けて取り組む活動について認証するもの。

 「環境」「社会」「ガバナンス」「地域貢献」の4分野、約80項目の達成度に応じて、豊田市が評価の高い順に3区分で認証を行い、補助金上限額の上乗せや入札加点などに加え、信頼度の向上や顧客・取引先の拡大の効果も期待でき、持続可能な経営に向けた指針としても活用できる。

 当日は、認証事業者の代表や豊田市の関係者などが出席。最上位認証の「ゴールド」に選ばれた自動車部品メーカー「豊田鉄工」をはじめ、上位認証の「シルバー」8事業者、「ブロンズ」認証の8事業者に認証状を授与した。

 冒頭のあいさつに立った辻邦惠副市長が、同認証制度について、「SDGsに関するさまざまな取り組みを行う事業者を応援する目的で設けたもので、産業はまちづくりの中核を担い、市としても影響力のある取り組み」と説明。「ランクアップした企業の事例紹介も行うので、参考にしてランクアップにチャレンジしていただければ」と今後に期待を寄せた。

 授与式に続いて、10月に同市で開催された「2025 国際首長フォーラム」の報告会が行われ、国際連合地域開発センターの村田重雄センター長が登壇し、開催意義や成果、世界全体でのSDGs達成目標への進捗(しんちょく)状況などを紹介。同フォーラムが日本初、海外も含めて首都以外で初開催となったことや、地域で取り組む「ローカルSDGs」の重要性を訴え、達成目標年度まで5年を切った中、目標達成に向けてさらなる活動の推進を呼びかけた。

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