豊田市環境学習センター「eco-T(エコット)」(豊田市渡刈町)で11月13日、「キッズおシゴト体験ラボinとよた」が開催された。
豊田・エコットで「キッズおシゴト体験ラボ」 楽しみながら未来の仕事探し
児童やその保護者らに向けて、さまざまな形で講座や教室、イベントを企画運営している一般社団法人「JOSHIGOTO LINK(ジョシゴトリンク)」(名古屋市昭和区)が企画し、豊田市男女共同参画センターが主催。「子どもたちの笑顔やその保護者の笑顔、人と人とのつながりの大切さ、地域とのつながり、職業選択の自由」などをテーマとしている。
当日は、豊田市内や近郊の小学校に通う児童32人が参加。フラワーショップや花火職人、畳職人などのプロの指導の下、自ら選んだ2つの仕事を体験した。
フラワーショップ体験のコーナーでは、一級フラワー装飾技術士で、日本フラワーデザイナー協会の講師を務める「flower note(フラワーノート)」(豊田市高橋町)代表の伊東慶直さんから花の特徴などを学び、保護者を客に見立てて個性的な花束を作り上げていた。
花火職人体験では、「豊田おいでんまつり」の打ち上げ花火を手掛ける豊田煙火(同市山中町)の専務で花火師の佐野優人さんが花火の仕組みを紹介。その後、実際に打ち上げ花火に使う花火玉の中に、火薬に見立てたビー玉を敷き詰め、オリジナルの打ち上げ花火の模様作りに挑戦した。
主催した「とよた男女共同参画センター」の梛野さんは「男だから女だからといった性別の先入観で制約されることなく一人一人が希望する道を選ぶきっかけにしてもらえるよう開催した。このイベントを通じて、自分の好きなこと、得意なことを見つける一つのきっかけにしてもらい、将来仕事を選ぶ時に役立ててほしい」とエールを送る。