豊田産業文化センター(豊田市小坂町)1階サロンで11月13日から、国立豊田工業高等専門学校(豊田高専)の学生が豊田市の魅力を紹介するデザインボードを展示している。
これは、高校生以上の学生で構成するグループ・個人が、まちのにぎわいづくりや豊田市のPRにつながる企画を考え実施する「学生によるまちづくり提案支援事業」として、豊田市青少年センターが毎年開催しているもの。
本年度は市内外の高校生や大学生合わせて18人が参加。「たのしいとよたをつくりたい・ひろげたい」をテーマに掲げ、4グループに分かれて展示発表している。
このうち、豊田高専1年生の3人で結成した「幸せ建造(けんぞう)チーム」は、豊田の魅力を紹介したデザインボードを制作。太陽や月、宇宙をイメージした赤・白・黄色の丸い円や星を全面に描いた縦1.8メートル、横2.8メートルのボードに、鞍ヶ池公園や香嵐渓(こうらんけい)などの名所、愛宕梨や自然薯(じねんじょ)などの名産品、養蚕から自動車までの産業などを記事とイラストで紹介している。
このほか3チームは、「観光と防災をテーマに観光防災マップ」「山間地域の特色ある体験活動」「山間地域の魅力をPR」をテーマに、それぞれ企画を進めている。
開館時間は9時~21時30分。月曜休館。入館無料。展示は今月23日14時まで。