あいち豊田農業協同組合(JAあいち豊田)から豊田市の新入学児童へ学童用の傘が寄贈され、4月19日、豊田市役所で目録の贈呈が行われた。
JAあいち豊田は、地域の安心・安全にかかる交通事故対策活動の一環として2011(平成23)年度から、市内の小学校や特別支援学校の新入学児童へ学童用の傘を寄贈している。
この日は、JAあいち豊田の長島薫常務理事や、豊田市教育委員会の山本浩詞教育長らが出席。始めに、学童用傘4183本(約246万円相当)の目録が長島常務理事から山本教育長に手渡された。
今回寄付された学童用傘は、ドライバーからも良く見える黄色の生地が使われたもので、子どもたちの視界を遮らないよう、一部に透明な素材を用いるなど、安全面の工夫が施されている。
長島常務理事は「我々は、豊田・みよしの食と農業を守ること、また、地域貢献を重要な使命だと思い活動している。これからのこの地域を背負っていく子どもたちが少しでも、交通事故に遭わないようにという思いを込めて傘を寄贈した。これからもできる範囲で地域貢献活動を行っていく」と述べ、地域貢献への意欲を示した。
寄贈を受けた山本教育長は「毎年、傘を寄贈してもらっているが、子どもの視界のことも考えられたデザインで、保護者からも好評。これから梅雨の時期を迎えるので活用していきたい」と感謝の気持ちを表した。
寄贈された傘は、豊田市内の小学校に入学した新1年生に贈られる。