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豊田で「端午の節句 企画展」 巨大な和紙のこいのぼりがお出迎え

和紙のこいのぼり

和紙のこいのぼり

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 豊田市郷土資料館(豊田市陣中町1)と喜楽亭(小坂本町)で現在、「端午の節句~資料館と喜楽亭の五月人形~」が開かれている。

和紙のこいのぼり

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 会場では、季節の行事である端午の節句に合わせ、毎年この時期に市民から寄贈を受けた五月人形や節句飾りなどを展示している。

  昨年は新型コロナウイルス感染症拡大防止のため中止となったため2年ぶりの開催となったが、豊田市郷土資料館で約20点、喜楽亭で6点の、端午の節句にまつわる展示を見て楽しむことができる。

豊田市郷土資料館・第2展示室では、五月人形や明治~昭和初期の武者人形をはじめ、のぼり旗やこいのぼりがセットになった座敷のぼり、端午の節句の時期に飾ったり見たりして楽しんだ江戸時代の「錦絵」といわれる、多色刷りの木版画などを展示している。

 併せて、壁面には和紙で作られた4~5メートルある巨大なマゴイとヒゴイを展示。作られた時代は、はっきりと分かっていないが、端午の節句という文化を通して子どもの成長を願うという、昔も今も変わらない思いを感じ取ることができる。

 期間中、関連イベントとして郷土資料館では、ワークショップ「ミニこいのぼり作り」も行う。参加無料。材料を持ち帰り、自宅で作ることもできる。

 開館時間はいずれも9時~17時。休館日は、豊田市郷土資料館=月曜(祝日の場合は開館)、喜楽亭=月曜・祝日休館。観覧無料。5月9日まで。

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