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豊田市中央図書館「学習応援講座」 小学生が太陽光加熱調理器づくりに挑戦

「調べる・伝える学習応援講座 太陽の力にびっくり!ソーラークッカーをつくろう」の様子。

「調べる・伝える学習応援講座 太陽の力にびっくり!ソーラークッカーをつくろう」の様子。

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 豊田市中央図書館(豊田市西町1)で7月9日、「調べる・伝える学習応援講座」が開催された。

豊田市中央図書館「学習応援講座」 小学生が太陽光加熱調理器づくりに挑戦

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 ワークショップ形式で講座を開くことで、専門家からさまざまなことを学ぶことができ、子どもたちの探求的な学習を支援する同講座。「第10回 豊田市学校や地域の図書館を使った調べる・伝える学習コンクール」への参加促進を図ろため、毎年この時期に行っている。

 当日は同館の多目的ホールを会場に、「太陽の力にびっくり!ソーラークッカーをつくろう」と題した講座が開かれ、小学生19人が参加。講座では、講師を務める豊田市環境学習施設エコット職員の長内さんの指導の下、太陽の光を集めやすい銀色のアルミシートをはさみで切り、太陽光で加熱する調理器「ソーラークッカー」作りに取り組んだ。

 児童らはソーラークッカーを完成させると、中央図書館近くにある豊田市駅東口まちなか広場「とよしば」に移動。各自用意した黒色の缶に水を入れ、温度がどれくらい上がるのかを調べる実験を行った。

 実験では、水を入れた直後の温度、5分後の温度、10分後の温度を記録シートに書き込んだ。子どもたちは、温度が上がりやすいように日光が当たりやすい方向にソーラークッカーを置き、缶に温度計を挿して水の温度が30℃後半から40度前後まで上がると、太陽光のエネルギーの凄さとソーラークッカーの仕組みに改めて関心を示した。

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